IT講師の報酬の相場ってどのくらい?

IT研修の講師に対しての報酬は一般的に「1日稼働(8時間程)で3〜7万※」くらいです。 ※フリーランスのIT講師の場合の相場 だいたい新入社員研修シーズンだと、一つの研修についてはだいたい20営業日で行う事が多いので1ヶ月でいうと「60万〜120万」という報酬額が相場です。

もちろん、企業研修をやられる会社によって規模も、かける予算も変わってきますので一概には言えないとは言えますが、だいたい上記の範囲の講師報酬の場合が多いです。

また、特に昨今はIT講師の需要が高まっており、結果のだせるIT講師の報酬は上昇している傾向にあります。

IT講師の報酬相場例

最近頂いた案件例をご紹介いたします。特にこれからの春の4月〜6月のIT研修講師の報酬単価は非常に高いです。

IT講師の案件例

【2020年7月】Pythonプログラミング応用研修サブ講師
担当:サブ講師
受講者:新入社員
報酬:40,000円~/日
期間:2020年7月下旬(2日〜3日研修)
形態:業務委託
エリア:神奈川県溝の口
【2020年7月】Pythonプログラミング基礎研修サブ講師
担当:サブ講師
受講者:新入社員
報酬:35,000円~/日
期間:2020年7月下旬(2日〜3日研修)
形態:業務委託
エリア:神奈川県溝の口
【2020年4月5月】Javaプログラミング研修サブ講師
担当:サブ講師
受講者:既存社員
報酬:35,000円~/日
期間:案件によって異なる
形態:業務委託
エリア:東京都23区内
【2020年8月以降】Javaプログラミング研修メイン講師
担当:メイン講師
受講者:案件により異なる
報酬:70,000円〜/日
期間:案件により異なる
形態:業務委託
エリア:東京都23区内
【2020年4月~06】Java言語研修メイン講師(残り1名)
担当:メイン講師
受講者:新入社員
報酬:1000000円/月*3ヶ月/日
期間:2020年4月〜6月
形態:業務委託
エリア:神奈川県三田駅周辺
【2020年4月】Javaプログラミング研修メイン講師
担当:メイン講師
受講者:新入社員
報酬:70,000円〜/日
期間:4月〜5月
形態:業務委託
エリア:東京都渋谷駅周辺

なぜIT講師の需要が高まっているのか

なぜこのようにIT講師の需要が高まっているかというと、私から見て下記の要因があると思います。

  • IT講師としてスキルアップする環境が整っていない
  • IT教育のベストプラクティスが確立されていない
  • 優秀なエンジニアが優秀な教育者とは限らない

それぞれ一つずつ論拠をご紹介したいと思います。

IT講師としてスキルアップする環境が整っていない

今の国内のIT業界はお世辞にもITの講師・教育者に対する環境は整っていないと思います。 ただでさえ「慢性的な人材不足」いわれている業界なので、IT講師・教育者を育成するよりも、現場で活躍するエンジニアをなんとか、引き抜いてでも確保したいと思っています。 「IT講師を自社で育成したい」と思っても他にやらないといけない事がたくさんあるIT業界にはIT講師を育成する時間や余裕があまりないのです。

優秀なエンジニアが優秀な教育者とは限らない

私も色々な現場を見てきましたが、優秀なエンジニアが、いい教育者かというのもまったく相関性はないというのは確信しています。 プログラムが得意な方はどちらかといえば人間よりもコンピューターのほうに興味がいってしまい、人の成長よりもプログラミングを優先している人が多いように思います。 これも、時間的にも精神的にもあまり余裕のもてない状況がそうさせているのかもしれませんが、残念ながら職場で結果を出しているエンジニアが後輩に対してしっかり教えられているのかといえばそうではありません。

IT教育のベストプラクティスが確立できない

プログラミングで提供するサービスは本当に多岐にわたり、さらに年々活用される範囲が広がっています。さらにIT業界は「基本をしっかり身につけてから」というよりも新しい技術をいち早くとりいれて世に出す事によって成果を出している背景があるので基礎からじっくりとりかかるという文化がそもそもできづらいという現状があります。

エンジニアとして教えなければいけない領域が日々増えていてキャッチアップしている人が非常に少ない

IT講師のコース別の報酬相場について

IT研修の講師の内容別の報酬相場としては下記がいえると思います。

  • JavaやC言語研修講師の報酬が高く・案件も多い
  • Pythonなどのスクリプト言語の研修講師案件は少ないがあれば高額案件になる事が多い
  • iOSやAndroidアプリ開発の研修案件は少ないが高額案件になる事が多い
  • 最新技術に関する研修は特定の研修会社に登録しないとなかなか見つからない

JavaやC言語の研修講師の報酬について

IT研修の講師になるのならまず抑えておきたいのが、歴史もあり広範囲で使われているプログラム言語としてJavaとC言語の講師の報酬は高いです。 特にJavaについては「新入社員にしっかり基礎を身に着けてもらいたい」という思いでJavaを教えさせたいと思う企業が非常に多いです。 Javaは今までのIT業界のソフトウェア開発で利用されている概念である「オブジェクト指向プログラミング」で実装できる言語であり、歴史もあるプログラミング言語なので情報も多いですし、エンジニアとしての基礎を身に着けさせるプログラムとしては一番適している言語です。

オブジェクト指向の考えをもとに、ITプロダクトを企画・設計してアウトプットするためのベースを養うための言語としては一番適しています。 また、Javaは現在大手データベース・ソフトウェアを提供しているOracle社が保守をしており、そのOracle社で認定している資格制度であるOCJPも実務でスキルを証明する認定資格としても認知されており、Javaを習得させてOCJPを受験させて合格させるというアウトプットを設定しやすいという特徴を持っています。

また、C言語も同様に長い歴史のあるプログラミング言語で今でも組込み系の開発においては現役なプログラム言語なので、その基礎を身に着けさせるという意味でも新入社員の研修として学ばせている企業が多いです。

JavaとC言語の実務経験のあるかたはIT講師として活躍できるチャンスは大いにある、という事になります。